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トラス・ステージ設営の基礎知識と安全ガイド

2026-07-12|読了目安 8分|執筆: 社内イベント百貨店 編集部(株式会社オージャスト)

トラスとステージは「骨組み」と「床」

トラスは金属を三角形に組んだ構造材で、照明・看板・LEDなどを吊るしたり、ブースや門型ゲートの骨組みを作ったりする部材です。軽量ながら強度が高く、組み合わせ次第で自由な形が作れます。ステージは登壇者や演者が上がる床で、高さを出して観客からの見やすさを確保します。

どちらもイベントの「見た目」と「安全」を同時に支える基礎部材です。派手な演出に目が行きがちですが、この骨組みと床が適切でないと、見栄え以前に事故のリスクが高まります。

トラスのサイズと耐荷重の考え方

トラスは断面のサイズ(角の一辺)で強度が変わります。イベントで多いのは200角・300角で、吊るす重量とスパン(支点間の距離)で選びます。

・軽い装飾・看板中心:200角トラス

・照明・LED・重量物を吊る:300角トラス

・スパンが長い(支点間が広い)ほど、太く強いトラスが必要

重要なのは、カタログの最大耐荷重をそのまま上限にしないことです。実際は吊り点の位置や本数で許容重量が変わるため、吊るす機材の総重量と位置を伝えて選定するのが安全です。色は黒・シルバーがあり、演出や会場の雰囲気で選べます。

ステージの面積と高さの見積もり

ステージは「載る人数・機材」と「客席からの見やすさ」で面積と高さを決めます。

・登壇者1〜2名+演台:およそ3〜6㎡、高さ20〜40cm

・パネルディスカッション4名+椅子:およそ9〜12㎡

・バンド/パフォーマンス:機材込みで15㎡以上

・客席が平土間(段差なし)で後方まで見せたい:高さ40〜60cm

ステージは㎡単位で構成するため、必要面積が分かれば費用も見積もりやすくなります。高さを出すほど昇降の段差が生じるため、階段や手すりの要否も合わせて検討してください。

転倒・落下を防ぐ安全対策

トラス・ステージ設営で最優先すべきは安全です。次の基本を必ず守ってください。

・自立トラスには十分な重さのウェイト(重り)をbaseに置く

・吊り物は必ず二重の落下防止(ワイヤー等)を取る

・ステージの縁や段差は養生・表示して転落を防ぐ

・想定を超える荷重を後から追加しない

・屋外は風の影響を必ず見込み、看板・幕は風を受ける面積を抑える

特に屋外や吹き抜けでは風で自立トラスが倒れる事故が起きます。設営時に「今日は無風でも本番で風が出たら」を前提に、ウェイトを多めに見込むのが鉄則です。専門スタッフによる設営を前提に計画してください。

照明を吊るなら合わせて計画する

トラスを組む目的の多くは照明や看板を高い位置に設置することです。照明をどこに何台吊るかが決まると、必要なトラスの強度・長さ・吊り点が確定します。

ブースやステージの照明セットとトラスは同時に計画すると、耐荷重の過不足や電源の取り回しを一括で確認でき、当日の手戻りを防げます。

料金相場と当店価格

トラスのレンタル相場は1mあたり3,000〜5,000円、ステージは1㎡あたり5,000〜8,000円程度が一般的で、これに設営・撤去費が加わります。

当店はトラス(300角シルバー)を1mあたり3,300円、トラス(200角ブラック)を2,750円、ステージを1㎡あたり4,180円と相場より抑えた価格で提供しています。吊る機材の総重量、必要なステージ面積と高さが分かれば、安全を確保した構成と見積をご提案します。設営の安全は費用より優先すべき点として、遠慮なくご相談ください。